体育が苦手、それは多くの場合、運動神経に寄るものでなく、
身体を動かす「理解のプロセス」が抜けてしまっているのです。
動かす筋肉、筋肉を動かすタイミング、そしてリズム。
個人差を見極めながら、その子にあったプログラムを提供すれば、
運動能力は無理なく向上します。
現在、小学校の学習指導要領では、上記「理解のプロセス」の記載がありません。
また多人数を一緒に教える体育の授業では、個々を見極めた指導そのものが困難です。
ひとりひとりに最適なカリキュラムを維持するために、ひとクラス3人の少人数制。
個人指導ではなく、あえて3人としたのは理由があります。
3人でカリキュラムを進めて行くうちに、できる子とそうでない子に、分かれてきます。
その時、できる子は見本になり、シナジーの効果が生まれます。
また少人数制なので、学校の授業と違い、できなくても恥ずかしさは最小限で済みます。
マンツーマンに近く、他者を見て覚えることもできる。
その絶妙なラインを狙えるのが、3人制のレッスンです。
いつ、どんなカリキュラムを受講し、どこまでできるようになったか。
ひとりひとりの状態をカルテに記載し、進捗を「見える化」します。
これにより目標意識が強く生まれ、達成感を味わうことができます。
またご事情によりお休みされたとき、あるいはインストラクターが変わったときでも
とまどうことなくレッスンを続けられます。
お子様の成長の記録としても、貴重な財産になることでしょう。